パソコンで豊能町を元気に!
はじめまして。
豊能町でパソコン教室「ひなたぼっこ」を運営しております、パソコンインストラクターの大村みどりと申します。
当教室は、パソコンはじめてさんやシニアの方を専門に指導させていただくパソコン教室として、2012年に豊能町に開校いたしました。
以来、これまで560名を超える生徒さんのパソコンの上達をサポートして参りました。
ちなみに、教室名の“ひなたぼっこ” は
「生涯学習の場として楽しんでいただきたい」
「のんびりゆったりした空間を提供したい」
「自然と人が集まってくるような “あたたかくぽかぽかした教室” でありたい」
という、私の願いが込められています。
「人生100年時代」と言われる現代。
年齢に関わらず、豊かな人生を歩むためには「学びつづけることの楽しさ」、また学習を通じて「人と関わりつづけることの楽しさ」を享受することが欠かせないと、私は考えます。
そこで、私は「一人でも多くの方に、学びつづけられる環境を提供させていただきたい!」、そして「パソコンのことで、困っておられる方をサポートしたい!」という想いから、パソコン教室をはじめることにしました。
もちろん、学ぶのは「パソコン」でなくても、「お裁縫」でも「華道」でも「英会話」でも、何でもかまわないのです。
でも、私の大好きな「パソコン」が、あなたの毎日を“もっと楽しく”してくれる一助になれば、とてもうれしく思います。
~私のミッション~
私は、とことん“聴く力”を発揮して、世の中の困っている人をそっとサポートしつづける、ひだまりのような人間である
大村みどりは、こんな人です
- 大阪府箕面市生まれ
- 開校までの職歴
- 2012年11月、豊能町に「シニア専門パソコン教室ひなたぼっこ」を開校
- 取得資格
- メディア実績
- 趣味:ダイエット 特技:リバウンド
中学3年の春から、豊能町光風台で住みはじめる
阪急百貨店にて電話交換手・店内放送業務
ウィルス対策ソフトT社にて電話サポート業務
アッカ・ネットワークス(現・Y!mobile)にてネットワークエンジニアを経験
パソコンスキルや、インストラクターとしての聴く力・伝える力を磨く
2018年4月に「こどもプログラミング教室ひなたぼっこ」を開校し、現在に至る
電話級アマチュア無線技士 免許取得(小学6年生のときにとりました)
MCT(マイクロソフト認定トレーナー資格)認定
CCNA(シスコシステムズネットワークエンジニア資格)認定
大阪府障がい者ITサポーター 認定
発達障害コミュニケーション指導者(初級)認定
2014年:関西TVニュースアンカー「格安スマホ特集」取材協力および出演
2018年:ママのためのプログラミングマガジン「プロママ」取材協力
私とパソコンの出会い
私が、はじめてパソコンを触ったのは1980年代前半、小学生のころでした。
その頃のパソコンは、電源を入れてから動き出すまでに20分はかかるというシロモノでした。
それでも、パソコンのゲームで遊ぶのは楽しかったです。
パソコン雑誌に載っていたプログラムを自分で入力して「モグラたたきゲーム」を作ったり、音楽を鳴らしたり、ゲームソフトを買ってきて遊んだりしていました。
ちなみに、ゲームはカセットテープに入っていて、これまた起動までに20~30分くらいかかって、やっと遊べるというものばかりでした(すごい時代ですよね)。
それ以降、パソコンがどんどん進化をしても、私はずっとゲームしかしていませんでした。
私にとってのパソコンは、長い間、ただの“ゲーム機”でした。
仕事でパソコンを使うように
それから時代は駆け巡って、20代後半。
当時、私はゴルフ場で、フロント業務や営業企画などのお仕事をしていました。
そのころになると、職場でもパソコンを使うようになってきました。
けれど、A4用紙1枚の案内状を作成するのに、丸1日かかってもうまくできなかったことを記憶しています(給料泥棒ですね)。
でも、このときの職場での経験が、今の私の仕事につながるきっかけのひとつになっているんです。
当時の職場では、フロント業務から、お風呂掃除、ゴルフバック運びからイベントの企画まで、ありとあらゆる業務に関わっていました。
そして、社内ネットワークについてコンピューター業者さんとのやりとりをすることが多かったのが、たまたま私だったんですね。
それだけで、気づいたら私がコンピュータやインターネット担当のようになっていたんです(笑)。
その結果、上司からはインターネットにつながらなくなるたびに「大村!」と呼ばれるようになりました(苦笑)。
そのように、職場でネットワーク障害のたびに対応したり、ホームページの更新を任せてもらったりしているうちに、私は「パソコンってどうして動くのだろう?インターネットって、なんでつながるのだろう?」と疑問を持つようなりました。
それで、そこからパソコンの勉強をはじめたんです。
私が、そのゴルフ場に勤めなければ、たまたまコンピューター業者さんとやりとりすることがなければ、「パソコン教室ひなたぼっこ」は、うまれなかったかもしれません。
聴く力・伝える力
さて、そのようにパソコンやネットワークに興味を持った私は、転職し、某ウイルス対策ソフトT社で、技術的な電話サポートのお仕事をはじめました。
電話サポートでのお仕事は、現在の私の指導スキルのベースになっていると言っても過言ではありません。
当時は、お電話で「パソコンが苦手なおばあちゃん」から「販売代理店のサポートスタッフさん」まで、いろんな立場や技術レベルの方からのお問い合わせを受けていました。
どなたも、目の前のパソコンが思ったように動かなくて、どうしたらいいかわからずにお電話をかけて来られます。
しかし当然ですが、そのパソコン画面を私は見ることができません。
(現在は、画面共有や遠隔操作ができるようになりましたが、当時は電話の声だけが頼りでした。)
電話の向こうにある、お客さまのパソコン画面を想像し、そしてお客さまに適切な操作方法を、言葉だけでお伝えする・・・。そんなことが、求められる仕事場でした。
ですので、お客さまのお話を「よく聞く」、「適切な質問をして問題を把握する」、「お客さまの知識や技術レベル・理解度に合った話し方」で、かつ「お客さまのご要望に沿った解決策を提示する」ことを日常的に行なってきたのです。
そしてそれは、現在のパソコン教室において、もっとも必要とされるスキルでした。
本当に、電話サポートのお仕事をさせていただけてよかったなと感じています。
あ、今思い出しましたが、当時、私は電話対応で社内表彰を受けたことがありました。
もっと昔、電話交換手をしていたころには、NTT主催の電話応対コンクールで入賞したこともあります。
それらの経験も、自分のスキルに対しての、自信のひとつになっていると思います。
学ぶ楽しさ、できるうれしさ
さらにその後、今度は、通信会社でネットワークエンジニアとして働くことになりました。
このころは、夜勤で通信ネットワークのメンテナンス作業をしたり、日本各地へ出張したり、朝早くから夜遅くまで働きづめの毎日でした。
でも、技術を学ぶことの楽しさに目覚めたのは、ネットワークエンジニアのお仕事をしていたときです。
生徒さんが、パソコンについての知識が増えたときや、できることが増えたときのうれしい気持ちは、きっと当時の私と同じ気持ちなんだろうなと思っています。
だからこそ、ひとつでも、ささいなことでも、知っていることやできることを増やしていただけるよう、レッスンさせていただいています。
ちなみに、ネットワークエンジニア時代に、私は結婚〜出産で育児休暇を取っていた期間があります。
エンジニアの仕事が大好きだった私は「育児休暇を終えたら職場復帰する」つもりで、子育てをしていました。
でも同時に、「幼い娘を長い時間預けたくない」という気持ちも、心のどこかでありました。
おぼろげながら「家でできる仕事がしたいな」と、考えていたのかもしれません。
結局、娘が2歳の誕生日を迎えても保育園は見つからず、働く環境が整いませんでした。
そのため、職場復帰を断念し、退職することになったのです。
やっぱりパソコンが好き!
こうして、お仕事がまたふりだしに戻ったこのとき、私は改めて考えました。
「自分にできることは何か?、自分はどうありたいか?」
それらを考えたときに「これまで取ってきた資格があれば、好きなコンピューターの仕事をつづけられる」と思ったんです。
そして、2012年11月より、自宅でシニア向けの教室としてはじめたのが、パソコン教室「ひなたぼっこ」です。
こうして、(カンタンではありますが)私の半生をつづりますと「人生には、すべて意味がある」と感じずにはいられません。
また、これまでのさまざまな出会いや経験が、現在に活かされていることには、驚きと感謝の想いでいっぱいです。
これまでの経験で培った「聴く力」と「伝える力」を活かして、生徒さんおひとりおひとりに合わせた最適なレッスンを提供したいと、そう私は考えております。
パソコンインストラクターならではの経験
パソコンインストラクターのお仕事では、操作方法はもちろん、そもそも“何がわからないのかがわからない”方に対して、「今どんなお困りごとがあるのか?」を整理し、その解決策を、わかりやすい言葉で説明することを心がけています。
場合によっては「話を聞くだけ…」というのが、その方にとっての問題解決につながることも少なくありません。
また、レッスンの合間に、自分よりもはるかに年上の生徒さんから、”人生の打ち明け話し”のようなことを聞かせていただくのも、珍しくはありません。
私は、そのようなお話をうかがったとき、「心を許してくださっているんだな…」とうれしい気持ちで心がじ〜んとします。
そして同時に「いろんな経験を乗り越えて来られたんだな…」という、尊敬の気持ちも芽生えています。
さらには、ためになる話や笑える話などを「この話、先生に聞かせようと思って」と、パソコンそっちのけで話してくださるときもあったりします。
そう思って、教室へ来てくださること、そしてそのような場所でいられることを、私は本当にうれしく思っています。
私が、レッスンで心がけていること
大きく分けて2つあります。
ひとつは、相手に応じた対応をすることです。
イチから全部ご自分でできるようになりたいのか、とりあえず完成物ができることが目的なのか、生徒さんのご要望に合わせて、レッスンでお伝えする内容や言葉がけを変えるようにしています。
もうひとつは、生涯学習の場として楽しんでいただけるよう、のんびりゆったりした雰囲気の教室づくりです。
教室名の「ひなたぼっこ」は、そこに自然と人が集まってくるような、あたたかくぽかぽかした教室でありたいという願いが込められています。
教室に集まってくださるみなさんにも、あたたかい気持ちになっていただきたいと思っています。
私の夢と、むっちゃんの想い出
現在の私の夢は、「休憩スペースもある、広くて大きなパソコン教室を作る」ことです。
そこには、生徒さんたちにのんびりゆったりと過ごしていただきたい、という想いのほかに、もうひとつ理由があります。
それは、心身に障害のある方にも、ご利用いただける、バリアフリーな教室にしたいと思っているからです。
私には、忘れられない記憶があります。
私の両親は、私が幼いころから、地域の心身障がい者施設で、よくボランティアをしていました。
「むっちゃん」は、そのころ両親が、定期的に入浴介助をしていた、肢体不自由の娘さんでした。
あるとき、むっちゃんに、家にあったパソコンを、しばらくお貸ししたことがあったんです。
むっちゃんは、言葉を話すことにも不自由があって、初対面の方とはコミュニケーションを取るのも難しい状態でした。
けれど、むっちゃんは、不自由な両手のかわりに、足の指を使って、器用にパソコンのキーボードを打てるようになりました。
そして、パソコンを使って、その時々の自分の気持ちを、綴るようになったのです。
「パソコンがあれば、ゆっくりとでも、きちんと自分の想いをあらわすことができる」
このことを、むっちゃん本人も、そして家族の人も、とても喜んでくださっていました。
パソコンが、あなたの人生においても意味あるものに…
パソコンを「自己表現の手段として使うことができる」、「コミュニケーションの手段として使うことができる」、そして「できなかったことができるようになる喜びが得られる」。
これらのことを目の当たりにした瞬間を、私は今でもありありと思い出すことができます。
その経験から、私は、“困っている方の力になりたい、「他ではできない。ここでしかできない。」とおっしゃってくださる方の手助けをしたい”と、ずっと思いつづけてきました。
しかもそれを、私が幼いころから大好きだったパソコンでできる。
それこそが、まさに私の夢です。
だから、私は今日も、“夢の実現”に向けて、生徒さんたちと一緒に楽しみながら、レッスンを行っています。
パソコン教室「ひなたぼっこ」は、誰でも気楽に・楽しくパソコンを身につけることができる居場所です。
ここには「パソコンができるようになりたい」という、ご自身の想いにまっすぐな生徒さんたちが集まっておられます。
このあたたかくぽかぽかした空間に、あなたがお越しくださることを、楽しみにお待ちしております。
そして、教室とあなたとの出逢いが、あなたの人生において、意味あるものとなることを願っております。
大村みどり